ISUZU Bellett1600GT

華恋の車偏愛記

いすゞと聞くと、いまはトラックの会社というイメージが強いかな
街で見かけるエルフやギガなどの大型の貨物車
世界でも評価の高い物流界のプロフェッショナル的な車だよ

でも1960年代、いすゞは乗用車で本気を出していたみたい
その象徴のひとつが
いすゞ・ベレット1600GT、通称ベレG
色々と進化していってる車みたいだね

正直に言うと、わたしも詳しいわけじゃないよ
去年ひなびた中古車屋の隅に一台置いてあるのを見て
え?いすゞ じゃん!
思わず二度見したのがきっかけだった

いまの感覚で見ると
特別スポーツカーらしい顔をしているわけでもないし
小さくてどこか素朴で、むしろ地味すぎる

でも調べてみると
当時としては先進的なDOHCエンジンを積んで
レースにも参戦していた本気仕様だったみたい

ブランド力ではトヨタや日産が前を走っていた時代に
いすゞは中身で勝負するという道を選んだようね
派手さではなく技術で挑む静かな挑戦

でものちに117クーペのようなお洒落で
洗練されたスタイルへ向かっていくいすゞの流れを思うと
ベレGはその少し手前で
地面をしっかり踏みしめていた存在に見える

いまは商用車の世界で一流となったいすゞ
でもその背後には乗用車で夢を見ていた時代がある

ベレGはその挑戦の痕跡
挑戦者いすゞの自家用車だった

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